ボーゲン・替え管のいろいろ
ウィンナホルンは「F管(=ヘ長調)」のシングルホルンであることが基本形ですが、マウスパイプにあたるボーゲン(クルーク)や、バルブ毎の管を付け替えることで、他の調性に切り替えることも可能です。(ボーゲンだけを付け替えた状態ですと、その調のナチュラルホルン状態での使用となります)
当会メンバーが所有する各種ボーゲンや替え管(+マウスピース少々)を集めてみましたので、ご覧になってみてください。

なお、ボーゲン(Bogen)とは「弓」という意味があることからも明らかなように、曲管のマウスパイプを指した呼称になります。よって、写真のB♭管用のような直管のボーゲンは、実際にはシャンク(Shank)と呼称するのが正しいようです。しかし、ここでは、慣例的な「ボーゲン」で統一しておりますので、その旨ご了承ください。(→現地の人に「B♭ボーゲン」というと、「あれはボーゲンじゃない」と訂正されると思うので、そこんとこヨロシク^^;)

というわけで、A用のボーゲン・替え管を付けた状態(=A管のウィンナホルン)は↓こうなります。でも、なんかちょっと寂しい感じですよね、見た目がスカスカで...(^^;